導入事例|無線通信による危険予兆検知システム|株式会社クローネ

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【導入事例】無線通信による危険予兆検知システム東京タワー展望台 リニューアル工事(竹中工務店 様)

無線通信による危険予兆検知システム

無線通信による危険予兆検知システム東京タワー展望台 リニューアル工事(竹中工務店 様)

現在、東京タワーでは大展望台(高さ150m)の窓枠サッシ取替え等のリニューアル工事を行って います。古くなったガラス交換に加え、より回りの景色を一望できるよう、窓枠(サッシ)を広いものに交換するというものです。その際、営業を休止することなく工事に着手することから、展望台屋内にいるお客様に万が一、影響を及ぶことがないよう、危険予兆検知の為、様々な施策を導入しています。

■導入ポイント1 ~無線通信による危険予兆検知システム

無線通信による危険予兆検知システム

東京タワー地上150mの大展望台屋内に設置した「工事壁」がリニューアル工事の影響をうけることなく、問題なく設置されているかどうかを監視する無線システム。工事壁は工事エリアと、一般公開されている大展望台屋内を仕切るもので、万が一、展望台屋内にいるお客様に影響を及ぶことがないよう、壁の内・外の圧力差を計測する。圧力データは地上150m先にある事務所に無線通信を使い送信する。

■導入ポイント2 事務所内パソコンで圧力データを監視

事務所内パソコンで圧力データを監視

送信された圧力値は、地上にある事務所内のパソコンで2秒毎に受信し、現場に行くことなく、パソコン上で圧力値(工事壁の状態)を監視できるようにする。万が一壁の状態が異常になり、圧力差が発生した瞬間にアラートが表示されるよう設定する。また、受信したデータはパソコンのHDDに自動保存される。
※上写真は設置した2台の差圧計の圧力値、最大値、最小値、電波の強さををそれぞれ表示したもの。

■導入ポイント3 パトライトで圧力値を視覚的に監視

パトライトで圧力値を視覚的に監視

パソコンでの監視以外に、圧力状況を視覚的に監視するため、事務所内に警報ボックス(パトライト)を設置する。パソコンから受信した圧力データを元に正常・注意・異常を無線通信にて出力する。異常時にはブザー音で警報音を出す。

主な導入製品

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