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一般財団法人日本気象協会の「インフラサウンド・モニタリング・ネットワーク」へ
当社社屋の観測データを提供開始2026年10月7日
株式会社クローネは、一般財団法人日本気象協会との連携のもと、微気圧振動(インフラサウンド)の観測データの提供を開始いたしました。 これにより、同協会が一般公開している「インフラサウンド・モニタリング・ネットワーク」において、2026年10月7日より当社社屋(東京都葛飾区)で取得された観測データが新たに公開されております。
■ 微気圧振動(インフラサウンド)とは
インフラサウンドとは、帯域20Hz以下、振幅0.1ヘクトパスカル(100mPa)を下回るわずかな大気中の圧力変動(微気圧振動)を指します。地震による地表の揺れや津波の発生、火山の噴火、雷や竜巻、雪崩、土砂崩れといった大型の自然現象に伴い発生する、人間の耳には聞こえない低周波(超低周波音)です。
一般的な気圧観測と比べ、時間的・数値的に格段に高い精度でデータを取得するため、従来の観測手法では捉えきれなかった複雑な大気現象の検知が可能となります。こうした微気圧振動は、被害の大きくなりやすい激甚な自然災害のエネルギーが空気に作用することで生じることが分かっています。
■ 観測データ提供の背景と目的
専用の観測設備を用いて常時モニタリングを行うことで、突発的な自然現象のデータを漏らさず記録できます。さらに、国内の複数のポイントでデータを集積・分析することにより、現象が発生した波源の位置特定や災害発生のメカニズム解明に繋がるため、今後の防災・減災に向けた備えとして大きな役割を果たします。
これまで全国各地で整備が進められてきましたが、今回当社のデータが加わったことで、首都圏エリアにおける観測網の密度が向上しました。
これにより、北海道から沖縄に至る広域ネットワークと連携し、現象の発生状況をより高精度に捉える環境が整いました。
■ 「インフラサウンド・モニタリング・ネットワーク」の概要
本ポータルは、日本気象協会が2021年3月より運用を行っているオープンデータプラットフォームです。
日本気象協会をはじめ、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)や各研究機関が保有する過去1年分のデータが自由に閲覧可能です。
サイト上での波形表示のほか、ユーザー登録を実施することでWIN形式やCSV形式によるデータダウンロードにも対応しています。
■ 公式サイト:インフラサウンド・モニタリング・ネットワーク(日本気象協会)
安全な社会の実現に向けて
当社は今後も気象協会をはじめとする専門機関と協働し、防災技術の進歩や安全な社会づくりに寄与してまいります。
