加速度計や加速度センサなどのセンサ一覧|株式会社クローネ

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加速度センサAcceleration sensor

加速度センサ Acceleration sensor

加速度センサ 一覧Accelerometers

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加速度センサの種類Types of sensors

加速度センサとは、物体の振動や運動における加速度を測定する装置です。加速度を測ることで、進んでいる方向や、傾斜、人間が歩いた歩数、物体が向いている方向などを判断できるようになるため、衝突/衝撃試験、機器の事前故障検知、航空機、軍事用ミサイル位置補正、航空レコーダーや慣性誘導装置等、様々なアプリケーションで使用されています。加速度計には、「機械式」、「静電容量式」、「圧電式」、「MEMS」などの種類があります。

機械式

ペンによって変位量を記録する加速度センサです。質量を持った物体にペンがあり、物体が加速したときにペン付きの物体が動くので、変位量をペンで直接記録できます。地震計などで用いられているセンサです。

静電容量式

電気信号を発生させることで変位量(=力)を測定する加速度センサです。センサーの中に加速したときに動くバネ付きの物体にある2枚の金属板があり、その金属板同士の距離の変化を読み取ることで静電容量の変化を測定できます。その静電容量の変化を力に変換することで加速度を測定しています。

圧電式

圧電式の加速度計は、水晶のような圧電素子が圧迫されるときに発生する小さな電圧を利用するものです。バネで動く物体が圧電素子に力を加えて、その力が大きいほど大きな電圧が発生します。その電圧から読み取れる変位量を力に換算することで加速度を計測します。

MEMS

MEMSとは、Micro Electro Mechanical Systemsの略で、微小な電気的・機械的デバイスをシリコンチップに搭載したものです。MEMSは機械式、静電容量式、圧電式とは異なりバネを持たない構造になっているので、加速度計自体を小さくできるメリットがあります。

加速度センサの選定Product selection

加速度センサを選定する際は、以下のようなポイントを考慮しましょう。
出力方法:加速度の出力方法としてアナログ出力とデジタル出力があります。データの取り扱い方法にあわせて最適な方式を選択しましょう。
測定軸数:加速度センサには、1軸だけの加速度を計測できるものと3軸の加速度を計測できるものがあります。一般的には1軸のものが使われますが、特殊な用途では3軸の加速度センサが必要になります。
加速度のレンジ:加速度を計測できる幅のことです。測定する領域にあわせて適切なレンジを選定する必要があります。
分解能:計測器の感度のようなものです。分解能が高いと微小な変化でも出力電圧の変化が大きくなるため測定が容易になり、より正確な測定値が得られます。
精度:計測の誤差の大きさのことです。精度が高いほど計測誤差は少なくなります。
株式会社クローネでは、圧電式、MEMSを中心に多数の加速度センサを取り扱っています。詳しくは株式会社クローネの専門スタッフまで、ぜひ一度ご相談ください。

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