流量計校正サービス|水・オイル・気体・難燃性ガス等
DAkkS認定(JCSS相当)Trigas FI (ISO17025 ilac-MRA認定機関)
TrigasFI社の校正について
TrigasFI社はISO/IEC17025 認定基準のもと、実際の粘度と実際の液体で校正できる、数少ない校正機関の一つで、ヨーロッパで最も有名な国際MRA対応のDAkkS認定校正機関です。DAkkSは、日本国内ではJCSSと同等のILAC MRAで相互承認に署名された機関で、DAkkS校正された流量計は、DAkkSの校正証明書の提出のみでトレーサビリティが証明されます。
30年以上に渡る流量計の校正を行ってきたTrigasFIだからこそ、対象の流量計の最適な調整のノウハウがあります。豊富な専門知識と、動作原理が異なる一次標準、二次標準の使用を組みあわせることで、DAkkS認定の校正ラボの中でも最高の校正精度を提供します。
諦めていた校正を、短納期で対応
他社メーカーの流量計の校正や、条件が合わず日本国内で校正できない流量計にもTrigasFIは柔軟に対応ができます。また、長納期で流量計の使用ができない、校正費が高額等の理由により諦めていた校正を、TrigasFI社は短納期で、さらに低コストに実現いたします。
校正の重要性
ISO/IEC 17025 は試験及び校正ラボの能力を証明するための主要な規格です。
DAkkSのマークがついた校正証明書は、ILAC, APACを通じてMRAに加盟している国や地域内で有効です。
・MRA: Mutual Reccognition Arrangement (ILAC, APACの相互承認の取り決め)
・ILAC:International Laboratory Accreditation Cooperation (国際試験所認定協力機構)
・APAC: Asia Pacific Accreditation Cooperation (アジア太平洋認定協力機構)
DAkkS校正証明書について
DAkkS認定機関のTrigasFI社は校正に用いる参照標準のトレーサビリティについてDAkkSに規定されています。
DAkkSの登録審査は、審査チームが参照標準からのトレースが校正作業まで行われているかを審査しています。
このためDAkkSマークが入った校正証明書は、国際規格までトレースされた計量トレーサビリティが確保されていることを証明しています。
よって、DAkkSマークが入った校正証明書があれば、それ以上はトレーサビリティを詳しく調べる必要がないのと、DAkkS校正証明書自体へのトレーサビリティ体系図添付の必要がないのが通例となっております。
校正内容
● オーバーフロー式(水のみ)やピストンプルーバーで指定の粘度で校正
● ソニックノズルテストスタンド、ラミナーフローテストスタンド、またはベルプルーバーで、空気と実際のガスで校正
校正範囲
液体の場合のDAkkS校正範囲
■ ピストンプルーバー
校正流体:オイル(0.5 ~ 2,000 mm2/s)または水の場合
体積流量:0.00005 ~ 2,000 L/min (不確かさ:0.04%)
質量流量:0.00004 ~ 2,000 kg/min (不確かさ:0.05%)
■マスフローメーター(水のみ)
最大 体積流量 5,000 L/min (不確かさ:0.09%)、質量流量 5,000 kg/min (不確かさ:0.11%)まで可能
気体の場合のDAkkS校正範囲
体積流量 (不確かさ:0.26 ~ 0.35%)
校正流体:【Air】0.001 ~ 20,000 NL/min
校正流体:【N2, Ar, He, ミックスガス】0.005 ~ 700 NL/min
校正流体:【H2, CH4, CO2, C3H8, ミックスガス】0.005 ~ 300 NL/min
質量流量 (不確かさ:0.24 ~ 0.36%)
N2, Ar, He, H2, CH4, C3H8, ミックスガスの場合は、認定範囲 (CMC:Calibration and Measurement Capabilities)を参照
※気体校正の場合の最大圧力は 1.5 MPaです。