コリオリ式マスフローメーター TCMシリーズの輸入販売|株式会社クローネ

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コリオリ式 マスフローメーター TCMシリーズKEM(Küppers Elektromechanik)製

コリオリ式 マスフローメーター

KEM コリオリ式 マスフローメーター TCMシリーズ

TCMシリーズ
低コスト、ハイパフォーマンス、コンパクト設計

クラシック、プロ、プロプラス、スペシャリティと4つのシリーズに分類される製品群は、お客様の様々なニーズや用途にあわせ最適な1台をご提供します。
最大105MPa耐圧、水素ガス、薬液注入に適したモデル等、幅広いラインナップが特徴のため、燃費計測・静電塗装・接着剤や樹脂、水素ディスペンサーなどの計測・制御アプリケーションに最適です。

アプリケーション

燃費計測・静電塗装・接着剤や樹脂、水素ディスペンサーなどの計測

製品仕様
流量範囲 3.25 ~ 230,000 kg/h *1
精度 ± 0.1 % *1
応答速度 10 ms *1
使用圧力範囲 Max 35 MPa *2
使用温度範囲 Max 200 ℃ *1
備考 *1 シリーズによる。
*2 最大 105 MPa 対応品もあります。

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コリオリ式質量流量計とは?

コリオリの力を利用し、高精度測定を実現

コリオリ式質量流量計とは、流体の質量流量を測定するための装置です。コリオリ式質量流量計は、フランスの物理学者ガスパルド・コリオリが発見した「コリオリの力」を利用して動作していることから、「コリオリ」と名付けられています。
コリオリ式質量流量計は、2本のフローチューブに流体を通し、チューブの振動とねじれを計測することで得た時間差を質量流量に変換し測定するものです。チューブは電磁オシレータによって振動し、流体が通過することでコリオリの力が発生し、チューブがねじれます。フローチューブに設置されたピックアップで得たねじれの時間差を検出して、流量を算出します。

コリオリ式質量流量計の強み・弱み

コリオリ式質量流量計には、他の流量計と比較して、以下のような強みと弱みがあります。

【強み】
質量流量を直接測定可能:コリオリ式質量流量計は流体の質量を直接測定できるため、体積流量計のように温度や圧力の補正が不要です。
高精度の測定が可能:流量の測定精度が非常に高く、計測誤差が少ないため、正確なデータが得られます。
多様な流体に対応できる:高粘度液体やスラリーなど、さまざまな種類の流体を正確に測定できます。
設置の自由度が高い:直管部が不要で、どのような配管でも簡単に設置できます。
【弱み】
価格が高い:他の流量計に比べて高価なため、初期投資が大きくなることが多いです。
圧力損失が大きくなる:流体がチューブ内を通過する際の圧力損失が大きくなりがちです。
外部振動の影響を受けやすい:外部の振動の影響を受けやすく、特に大きな機械が近くにある場合には測定精度が低下する可能性があります。

これらの強みと弱みを理解し、具体的な用途や使用環境に応じてコリオリ式質量流量計を選定することが重要です。

KEM製コリオリ式質量流量計の特徴

コリオリ式質量流量計の中でおすすめしたいのが、KEM製のコリオリ式質量流量計です。

KEM製のコリオリ式質量流量計は、質量流量、密度、温度を一度に測定できる機能が特長です。
以下に、KEM製コリオリ式質量流量計の具体的な特徴を挙げます。
多様な測定機能:質量流量、密度、温度を直接測定し、それを基に体積流量も計算できます。
高い設置の柔軟性:直管部が不要なため、狭いスペースや複雑な配管にも容易に設置可能です。
用途に合わせて選定可能なラインナップ:CLASSIC、PRO、PRO-Plus、Specialityの4つのシリーズがあり、それぞれ異なる用途に応じた特長を持っています。
高耐久性:最大で105MPaの耐圧性能を誇るモデルがあります。
これらの特長により、KEM製コリオリ式質量流量計は燃費計測、静電塗装、接着剤や樹脂、水素ディスペンサーなど、多岐にわたる産業用途で利用されています。

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