測定ブログValidyne 圧力トランスデューサー・絶対圧・ゲージ圧

防護マスクの圧力低下測定

フェイスマスクは、ウイルスやPM2.5など有害な微粒子に対する防御によく使用されます。
適切に設計されたフェイスマスクは、有害物質を遮断しながらも、呼吸のための通常の空気の流れを確保しなければなりません。
マスクの素材は、微粒子を捕らえるためにしっかりと編まれている必要がありますが、マスクを通過する際の圧損は、通常通り呼吸ができるように低くなければなりません。
防護マスクをテストするには、わずか数mmH2Oに相当する圧力低下を測定する必要があります。

5～10 mmH₂O程度の圧力低下を測定

Validyne DP103差圧トランスデューサは、最小3.5 mmH₂Oというフルスケール圧力範囲で使用できます。 この圧力トランスデューサは最近、フェイスマスクの試作品評価に5～10mmH₂O程度の圧力低下を測定するために使用されました。 圧力低下はさまざまな流量で記録される必要があり、DP103の出力データの取得はPCベースのデータ取得システムが必要でした。
弊社ではアンプからの出力を無線データに変換し、PC上にデータを表示・CSVでのログデータの取得が可能となるアナログ無線変換器をご提供しております。
従来のように手書きで計測値をメモする必要が無く、A/D変換器、データロガー等も必要なくデータ管理が可能です。 ご紹介のアプリケーションにも対応しております。

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